鞍馬寺 その4 牛若丸(うしわかまる)と木の根(きのねみち)道
鞍馬山の天狗さんの話をしてきたけど、もう1人忘れたらあかん人がやはる。
京都の人やったら「鞍馬山は牛若丸が、幼少の時に修業したはったとこやで。」と言わはる。
平安時代の悲劇の武将「源義経(みなもとのよしつね)が、剣術の修業に励まはった山です。
奥の院からいよいよ山に入っていくと「木の根道」と
いわれる固い地盤の上を杉の根が地表をはうように広がっています。
(自然の美しさにウットリ)
杉木立の中で目を閉じると、牛若丸が天狗さんに
兵法を教えてもうたはる姿が目に浮かぶようやわ。
飛んだり跳ねたりしたはったんやろなぁ。
「牛若丸の背比べ石」「義経息つぎの水」も残ってます。
その後、兄の源頼朝(みなもとのよりとも)と、父の敵(かたき)、
平家を討ち取ることにならはる。
歴史も自然も深いわぁ。
2015年10月 2日 15:29 | カテゴリー: 京都検定一級スタッフのマニアック京都案内