宝鏡寺(ほうきょうじ)の人形供養へ行ってきました。
いきなりやけど皆さん、家のお人形さんが古うなったり、もう飾らへんとか、役目を終えはったら、どーしはりますか?
お人形さんは、その人の身代わりに悪いことを引き受けてくれはる。と言われてる。
ホンマにお世話になったと思う人は、やっぱり、最後は感謝してお別れせなあかん。
10月14日、私は母のお人形さんを持って人形供養に、上京区の宝鏡寺(ほうきょうじ)、通称『人形寺』に行ってきた。
こちらのお寺は、別名「百々御所(どどごしょ)」と呼ばれたはる。
江戸時代に天皇さんの娘さんが、お寺に入らはった格式高い尼寺や。
この日は境内の人形塚前で、『人形供養』の法要が執り行われた。
お雛さん、日本人形、フランス人形、ぬいぐるみなど、役目を終えはった、お人形さんに、皆で感謝して拝んだ。
(ちなみに下の写真の真ん中、黄緑の着物を着てるのが母のお人形さん)
島原の太夫さんも、お琴の演奏や舞を奉納しはって、華を添えてくれはった。
母のお人形さんにお別れをした。母も喜んでくれたやろなぁ。と優しかった母を思い出した。
2014年10月17日 16:37 | カテゴリー: 京都検定一級スタッフのマニアック京都案内