八坂庚申堂(やさかこうしんどう)の、くくり猿は可愛いわ
八坂の塔のそば。観光地のど真ん中にある金剛寺(こんごうじ)。
通称「八坂庚申堂(やさかこうしんどう)」は、
静かで落ち着いた雰囲気が味わえる。干支(えと)の庚申(かのえさる)の日には、
人間の体内にいる三尸(さんし)という虫が寝てる間に体から抜け出さはって天帝さん
(寿命の神さん)に、悪行を告げ口にいかはる。
そやし、悪いことをしたら寿命を縮められると信じられていた。
「これは、かなん!」と、徹夜をして虫を出さへんようにする。
おまけに寝んと一心にお願いしたら、どんな願い事もかなえてくれはるらしい。
そやけれど、願い事をかなえるには欲望もおさえなあかん。
くくり猿はその欲望をくくりつけると言われている。
ちょっとかわいそうな姿やけど、なんか可愛い。
そやけど、寿命・お金・健康・・・人間の欲望は、キリがないわ。
詳しくはこちらを御覧ください(グーグルマップに移動します)。
市バス「清水道」徒歩5分
2015年1月22日 18:11 | カテゴリー: 京都検定一級スタッフのマニアック京都案内