京都市洛西竹林公園って知ったはりますか? 2
前回は、竹林の美しさを、ご紹介しましたが、今回は、歴史の話です。
歴史は苦手やわ。と、言わはる人でも「応仁の乱」(おうにんのらん)や
「織田信長」は、聞かはったことあると思います。
まずは、こちらにある、石橋。
「百々橋」(どどばし)は、1467年(人世ムナシイと暗記します)、応仁の乱で、西軍の山名宗全(やまなそうぜん)と東軍の細川勝元(ほそかわかつもと)が、この橋をはさんで対戦しはりました。なんと、その橋が移築されてるんです。(ただ、ただ感激)
そして、もう1つは、ぎょうさんの石仏。
これらは、あの織田信長が、築いた「旧二条城」(現在の二条城ではありません)の石垣に使われていた石仏なんです。京都市営地下鉄の工事で発掘調査されました。
石垣に石仏を使うやなんて、ホンマに罰当たりやし、都の人々に恐れられはったやろなぁ。
(怖いもの知らずで合理的な信長なら、ありうるわ。)
首を取られはったり、傷ついた、お姿やけど、ホンマに優しいお顔をしてはります。
市内の中心から離れた公園に、教科書級の史跡があるのに、感激しはると思います。
竹林公園は、日中友好の証の竹、伝統的な竹製品、そして、竹のパワーが最高です。
詳しくはこちらを御覧ください(グーグルマップに移動します)。
市バス「南福西町」徒歩5分
2015年6月 1日 14:30 | カテゴリー: 京都検定一級スタッフのマニアック京都案内