ムラサキシキブが色づいてきました。
朝夕、ちょっと涼しゅうなりましたね。
先日、ムラサキシキブが色づいてきているのを見つけました。
ムラサキシキブは初夏に小さな薄紫色の花を咲かせます。
そして、秋になると濃い紫色の実を枝いっぱいにつけるので、平安時代に「源氏物語」を書かはった「紫式部」と重ね合わせられるようになりました。
どっちかいうたら花より実の方が人気があるかもしれへん。
これが、もっと色づいてきたら、秋やなぁ。と感じはると思います。
他に「ケイトウ」や「ほおずき」も見ました。
お盆の頃、仏さんに飾ったはるのを見かけはると思います。
「ケイトウ」はニワトリの鶏冠(とさか)のような形の花やさかいに
「鶏頭」と書くそうです。
「ほおずき」は、ちょっと実が赤うて怪しげな
提灯(ちょうちん)みたいやから
「鬼灯」とも書くそうです。
夏から秋にかけて咲く花も実も目を楽しませてくれはります。
それと「モミジアオイ」の真っ赤な花は元気をもらえますよ。
お着物での散策がてら秋の花をみつけてみてはいかがでしょうか。
2015年8月26日 18:47 | カテゴリー: 京都検定一級スタッフのマニアック京都案内